【プレゼン(2)ダイヤ工業株式会社】
12月16日(水)午前、ダイヤ工業株式会社様で、デザイン案のプレゼンが行われました。
始めに、事務局から挨拶をし、42者もの応募者の中から選考されたクリエーター、会社見学、共同作業などで、3ヶ月に渡ってご協力いただいたデザイナーをはじめ関係者の方々へのお礼を述べました。そしていよいよ、プレゼンのスタートです。

ダイヤ工業様へのプレゼンのテーマは、「外反母趾サポーターの商品特徴が伝わりやすいパッケージのデザイン」です。同社の外反母趾の方向けのオリジナルサポーターは、全国の施術所やダイヤ工業様の自社店舗にて取り扱いされている製品です。3チームのデザイン案がデザイナーによりプレゼンされました。

まず、クリエーター 石原明日香(いしはらあすか)さんと、デザイナー 西田草介(にしだそうすけ)さんのチーム。デザイナーが、クリエーターのアート作品を展示し、細かく描かれた点描の美しさなどについてお話されるとともに、ターゲットになる現代女性の日常生活から、商品のコンセプトを導き出し、商品特徴を伝えるためのデザインテーマを披露されました。経営企画室の村木室長をはじめ、社員の方々が、原画やパッケージのデザイン案を手に取って何度も見られていました。

次に、クリエーター Aya(あや)さんとデザイナー 若林麻里(わかばやしまり)さんのチーム。デザイナーは、女性の好む色使いや書体、最近の女性誌などのデザインの傾向を捉えながら、クリエーターに作品制作を依頼され、それを基に、商品特徴を分かりやすく伝えながら、売り場で映えるパッケージとしてまとめられていました。社員の方々は、発想の豊かさに何度も頷きながらプレゼンをご覧にっていました。

次に、クリエーター 前田紗希(まえださき)さんとデザイナー 若林麻里(わかばやしまり)さんのチーム。デザイナーは、女性をターゲットとした商品の嗜好性などを分析して、配色やモチーフを決めて、クリエーターに作品制作を依頼され、出来上がった作品とターゲット層が求めているニーズに合わせたキャッチコピーなどを組み合わせて、パッケージに展開されていました。ターゲット層に合わせてデザイン要素を構成する考え方に、経営企画室長が感心されていました。

最後に、ダイヤ工業経営企画室の村木室長と、岡山県備前県民局地域づくり推進課の江端課長から総評していただきました。

どのデザイン案も素晴らしく、どれが選ばれるのか、楽しみです。年明けからは、選ばれたデザイン案について、パッケージの試作に入る予定です。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。