今日は、岡山市中区にある「おおもり農園」さんへの会社訪問の日でした。
吉備高原清和荘の馬場信江さんが支援者と一緒にハウス内へ。
代表の大森社長は、就労継続支援A型事業所で障害のある人を雇用して、ハウスの手入れやイチゴの収穫・計量・パック詰めなどの作業を任されています。
そういった長年の取り組みが農水省に評価され、岡山県で初めてノウフクJAS認定を取られました。
農作業の工程を作業分解するのに、作業療法士と連携して様々な取り組みを実践してこられたそうです。
車椅子のご友人もいらっしゃるので、車いすの扱いも慣れておられます。
ハウスの中は、春の陽気!
ぶ〜〜んと蜂が飛んでいます。
この蜂はクマハナバチといって、人は刺さない性質で、イチゴの花の受粉を助けてくれるそうです。
ハウスの中では、掃き掃除を黙々と続けている利用者の方も。
馬場さんは、イチゴの花や実を「かわいい〜!」と、とても喜んでいらっしゃいました。
その場で採ったイチゴを食べて、満面の笑顔に。
そして、収穫されたイチゴを計量・パック詰めをする作業場へ移動しました。
甘いイチゴの香りがして、綺麗に並べられたイチゴに感動。
大森さんが、立派な完熟イチゴをご馳走してくださいました。
なんて甘くて芳しい香り!
りんごのような、とても香り高いイチゴに大感激!
障害のある方でもイチゴの計量を正確に、効率よくするための計量機の機能についてご説明いただきました。
随所に、作業分解の工夫が凝らされていて、とても勉強になりました。
また、自社製のイチゴシロップをご馳走になりました。
イチゴ、砂糖、レモン。
たったこれだけの原材料で作られたシロップは、自然の色とイチゴの風味、香りまでもが閉じ込められたような味で、事務局も支援者も、思わず一本ずつお買い上げとなりました。
最後に馬場さんの作品を見せてもらって、今回のお仕事の打ち合わせです。
色鮮やかで可愛らしい作品に、とても満足そうな大森社長と奥様。色合いやデザインへの要望を伺って、どんな使われ方をするのか?などを話し合いました。
どんな作品ができるのか、とても楽しみですね。