6月24日(金)専門学校岡山情報ビジネス学院で、企業、クリエーター、学生との初顔合わせと打ち合わせを行いました。
事務局から事業スケジュールの説明とクリエーターの紹介を行いました。吉備高原清和荘に所属している東耕三(ひがし こうそう)さん(65)の作品やプロフィールの紹介をさせていただきました。生き生きとした線とはっきりとした明るい色調がとても印象的で、ユーモラスな表情の動物が目を引きます。吉備中央町図書館で原画のグループ展でも、一番人気だったそうです。
支援者の加治あづささんからは、清和荘の施設紹介や東さんの原画を見せていただきました。
奥野組様は、岡山県内の公共事業や護岸整備などを行なっています。社員さんから事業内容や理念、最近の取組などを動画を交えた資料で紹介いただきました。豪雨災害後の小田川の付け替え工事、旭川の土手の桜並木を整備するさくらプロジェクトなど、地域の防災やインフラ整備に欠かせない事業内容をわかりやすく説明いただきました。
今回ご依頼いただいたのは、旭川の河口から牟佐エリアまでの両岸36Km以上の土手整備に活躍するパッカー車両の装飾です。
土手のグリーンの中や、街中を走るパッカー車に、明るい楽しさのあるデザインを希望されていました。
学生からは、さまざまな質問が活発に出されました。
社長、現場担当の方、総務の方などからお答えいただき、学生達は熱心にメモをとっていました。
クリエーターの東さんにも、アート作品の制作方法や使用する画材や好みの色調など、さまざまなやりとりがありました。
普段は目にすることの無い現場作業が、地域の安全に欠かせないことなどを学ばせていただきました。特殊車両のデザインにどんなアイデアが飛び出すのか、クリエーターさんとの協働がとても楽しみな打ち合わせとなりました。
次回、学生達は実際の車両を見学する機会を設けることになりました。
奥野組様、清和荘様、長時間にわたりご協力ただきましてありがとうございました。